マカ

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マカとは

マカマカは南米ペルーのアンデス山脈の中腹、海抜4000〜5000mの高地、ボンボン高原のフニン県で栽培されているアブラナ科の植物です。このような高地ですから、空気中の酸素も少なく気候も厳しいため、通常の草木は生えることが出来ません。また、赤道直下で太陽光線も強烈です。年間平均気温は約7℃で、夜間は氷点下10℃まで下がる過酷な土地です。しかし、他の植物に栄養分を吸収されていないため、土壌は豊かで亜鉛をはじめとするミネラル分が豊富に含まれています。このような厳しい気候の中で良質のマカは育ちます。マカは、古代インカ帝国の時代には貴族の食べ物として食され、戦士への褒美として使われていたと伝えられます。米やトウモロコシ、小麦に勝る栄養成分をもち、アルギニン酸、リジンをはじめとする必須アミノ酸が豊富です。

マカの歴史

マカはプレインカの時代から今日まで3000年余りの年月、アンデスの山々の人々に受け継がれてきた貴重な食物です。
3800メートル以上で気温差が激しく太陽光線を一杯に浴びる必要のあるマカは、古代においては貴重品で一部の貴族階級のみが食することのできる高級品でした。まさに神に捧げる供え物として非常に大事にされていたようです。しかしながら1500年代にスペイン人たちの侵略があり、このことがマカの栽培にとって大きな不幸をもたらしたのです。
スペイン人はキリスト教布教のため当時の人々が崇拝した太陽神を否定すると共にその供え物だったマカをも禁止品としてしまいました。その結果マカは栽培禁止になりアンデスの奥深い山々に追いやられ深い眠りについてしまったのです。
そして長い年月が流れ1980年代にアメリカのある旅行者がアンデスの山奥の村を訪ねたときからマカがまたその存在を歴史にきざみ始めたのです。

マカの成分

乾燥マカの栄養価は、米、トウモロコシ、穀類に似てとても高く、その栄養構成は炭水化物59%、プロテイン 10.2%、繊維8.5%、脂肪2.2%となっていて、豊富な必須アミノ酸や、ジャガイモを上回る高いレベルの鉄分とカルシウムが含まれています。リノール酸、パルミチン酸、オレイン酸といった脂肪酸、ステロールと ミネラルも豊富に含んでいます。更に必須栄養素に加えて、マカにはアルカロイド、 タンニン、サポニンなども含有しています。

マカの伝承

歴史学者の見解によると、かのスペイン人がインカ帝国を征服することが出来たのはマカに負うところが大であったとしています。当時、馬は交通 、運搬手段として、また戦闘 の際にも重要な役割を果たした必要不可欠な家畜であったが、スペイン人の連れてきた馬がアンデス地方の過酷な気候に馴染めず衰弱し、繁殖も出来ないでいたのを見かねて、インディオたちがマカの栽培地に馬を連れていき放牧したところ、活力を回復し、繁殖機能も正常になったといいます。また、スペイン人がアンデス山脈の高地に近づくにつれ、非常に栄養状態の良い子供達と体格の良い大人達に出会ったが、これがマカのもたらす効果 による事を発見しました。以来、征服の期間中、豚、鶏、馬の再生産にマカが使われたといいます。
マカの性欲面の効果についても言い伝えが残っています。タワンティンスーヨの時代、インカの軍隊が地方の町を包囲して自分の領土に併合する時は、兵隊の狂暴をおさえて町の子女達を守るため、マカを食べる事を禁止し、かわりに、活力を和らげ性欲をおさえるなど反対の効果 のあるマシュアを兵隊に与えたといいます。(出典:雑誌SOMOS 1996年6月1日号)

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